霧島を縦走してきました

朝5時起床。
少し寒さを感じての目覚めでしたが、目覚めはスッキリ!
駐車場の車は、私達の分も入れて3台のみ
6時に出発予定だったのですが、なんだかズルズル準備が長引いて6時20分に出発できました。
しかし、山を見るとガスってます。しかも風が強そうな雲の流れです
駐車場の横にある鳥居をくぐり、登り始めます。
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古宮跡を右に曲がり登山道へ・・・
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この辺りの登路は良く整備されていて歩きやすかったのですが、石組の登路は階段状に作られているのできつく感じます。
登路脇には、スミレ各種やミツバツツジ、咲き始めたばかりのミヤマキリシマ等が咲いています。そんな花達を見ていると、きつい感じも忘れてしまうから不思議です。
樹林帯を抜ける頃から赤茶けた火山礫と軽石のガレ場が始まりますが、ここが凄く登り難い
岩が軽石なので足元が崩れて前に進まないんです。まるで、富士山を直登しているような感じです。
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そんなガレ場を登っていると、段々と風が強くなってきてガスの中へ入って行きました。
お鉢(噴火口)7時01分 まで登りつくと、急に強風が吹きつけガスも強いので恐怖感が出てきました。奥さんは経験した事ない風だったので、不安そうです。気温5℃
そこから先はお鉢の縁を歩く事になるので、風で飛ばされたら・・・ と、考えると自分まで不安になりました。でも、何とか進めそうなので風と戦いながら急いで登り、最後の急登にさしかかった所でなんと、奥さんに抜かれてしまいました
高千穂峰の山頂着 7時33分 気温5℃
1時間13分程で到着。予定より20分ほど早かったので遅れた分は取り戻したようです。
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しかし、本当に風が強い。ガスも濃く何も見えないのが残念です。着いた時には誰も居なかったのですが、後から2人登って来られました。

とりあえず撮影した天の逆鉾です。
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山頂は天の逆鉾を撮影しただけで、下山です。もっと天気が良いときに来てみたいな。と、奥さんに言ってみると、もう霧島はいいそうです
これからまだまだ先があるのに・・・
下山は、上りとは少し違う健脚向きと書かれている下山路を使いました。ガスの中だったので少し不安が・・・
黄色の矢印を確認しながらガレ場を下り、程なくして元の登山道と合流。よかった~

下山でも風は弱まるどころか強くなっていて、ガスも濃くなっているのでお鉢付近の馬の背はとってもデンジャラス
お鉢を過ぎると上りでも苦労した赤茶けたガレ場を下りますが、ここも滑ってデンジャラス。
ガスも往きの時より上に上がっているようで、ルートがよく判りませんでしたが後ろから来た登山者が先に行ってくれたので助かりました。
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上の写真の所から少し下ると、下界が見えてきました。これが晴れてればな~ と、思ったりしますがしょうがないです。
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ガレ場も転ばずに下り、往きでは寄らなかった古宮跡を見学。
駐車場に戻ってきたのは9時00分。ここまで予定通りだったのですが、お腹が空いていたのでご飯をゆっくり食べてしまい、30分ほど時間を使ってしまいました。
予定より20分遅れです。
今回は、えびの高原まで歩くので、そこから高千穂河原まで戻って来る手段としてバスを使う予定にしています。その時間が15時30分だったので、時間を気にしながらの登山になっています。
逆にしとけばよかった。と後悔もしましたが、高千穂河原から歩きたかったので仕方ありません。

遅れる事20分、9時30分に高千穂河原を発ち、本格的に縦走開始です。
まず始めに中岳に向かいます。ここも登路もよく整備されているのでとっても歩きやすいのですが、先程の高千穂峰の登りで飛ばし過ぎたからか、足がとっても重くて進みません。奥さんも同じようできつそうです。後ろから来た登山者にも抜かれ、先が長いのに大丈夫か?と、思ったりしましたが登路脇には凄く沢山のミヤマキリシマがありました。半月もするとこの辺りからみる高千穂峰は凄くきれいだろうな~
咲き始めたばかりのミヤマキリシマやクサボケ、各種スミレやツルキジムシロなど沢山の花を愛でながら辛うじて歩いていましたが、またしても奥さんが走りながら抜き去って先に中岳まで到着していました。恐るべしうちの奥さん
中岳山頂着 10時25分
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山頂からは次の山、新燃岳も見えています。
山頂は高千穂峰と同じくらいの風が吹いていたので早々と山頂を後にし、新燃岳に向かいました。
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中岳山頂から少し歩いた所で、前方から女性の方がフラフラ風に煽られながら、歩かれています。自分達もあんな感じだろうな~ と、思っていたらその女性が風で倒されてしまいました。その女性の方とお話しましたが、韓国岳から縦走されて来て、韓国岳はもっと凄い風だったそうで、ここに来るまでに2回も飛ばされたんだそうです。でも、怪我はなさそうなのでよかったよかった
その女性曰く、今は風が収まりつつあるよ。との事。しかし・・・

その女性と出会った付近です。開けているので風が吹きぬける場所になっているようです。
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程なくして風の強い場所を抜け、きれいに整備されている木道を歩きます。ここの木道歩きやすくて気持ちがいいな~ と、油断していた所で、段差に足を取られ転倒(笑)
上手く手を突いたので怪我はしませんでしたが、やはり疲れてるのかな~??
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新燃岳側から見た中岳方面です。確かに天候は回復してきているのかもしれません。先程までは見えていなかった高千穂峰も見え始めています。
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新燃岳着 10時55分
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新燃岳の火口湖の水はなんだか少ないような感じです。噴火するのか?とか、考えると怖くなりますが規制は出ていないので大丈夫だと思うのですが…

火口の先には右に次の山 獅子戸岳。その奥には最後の山 韓国岳が見えています。
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新燃岳も写真を撮っただけで次に進みました。
しかし、ここから先の風が、風速にして40メートルくらいあるんじゃないかと思うような風が吹いていて、先に進めません。しゃがんで突風を凌ぎますが、それでも飛ばされそうです
一瞬風が弱まった瞬間に少しずつ進みましたが、直ぐに突風が吹きつけしゃがみの繰り返し。左は火口になっているのでそちら側に風が吹いていたら、まず通る事は出来なかったでしょう!落ちたら終わりですもんねそれでも、奥さんを引っ張ってなんとか風の通り道になっている火口縁を通過しました。あ~怖かった~
強風吹き荒れる新燃岳を通過し、直ぐそこに見えている次の山 獅子戸岳に向かいました。
韓国岳はまだまだ遠いな~

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獅子戸岳までの間には、ムシカリやシロモジ、ハルリンドウなどが咲いていました。

獅子戸岳着 11時38分
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獅子戸岳山頂は、展望が好くなかったので韓国岳方面から縦走されてきた団体さんとご挨拶しただけで、韓国岳方面へと足を進める事に・・・
もう少しじっくり霧島を楽しみたいところですが、天候がイマイチでしかも霞が強くて展望を楽しむ事が出来ません。バスの時間も気になるし・・・
ここまでは、ほぼ予定通りで少しは時間に余裕が出てきたので花の写真を撮りながらの山歩きになりました。

シロモジです。獅子戸岳と、韓国岳の間には沢山ありました。
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他にも、沢山のスミレさんや、ツクシショウジョウバカマ、ハルリンドウが登路脇を彩っていました。

縦走路です。
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最後の山 韓国岳の登りにて。
今まで登って来た山々を振り返って見ている奥さん。
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ここの霧島の山は、なぜだか直登な箇所が多いように感じます。ここの韓国岳もそんな感じでとってもきつかったです。
ここまで来て、ようやく天候が回復してきたようです。
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最後の登りと思い頑張って登っていると、またしても奥さんに抜かれました もう追いつけません
うちの奥さん凄すぎです(笑)
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最後と思って頑張って登った所はまだ山頂手前。けど、ここからの登りは緩やかです。
登りきった火口の縁から、韓国岳山頂方面です。
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韓国岳山頂到着です。13時30分
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ここの山頂も風が非常に強かったのですが、新燃岳に比べれば…
しかし、時間が早かったらここも凄い風が吹いていたそうです。
韓国岳の山頂は岩!ここであの風が吹いていたら怖いだろうな~
山頂の裏側は、火口で落ちたら… と、考えると凄くこ怖いです(笑)

山頂からの見た韓国岳の火口です。
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大浪池です。
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今日登って来た峰々。よく歩いたな~ 奥さんも、初めての縦走頑張りました
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バスの時間が気になり始めたので、下山を開始しました。途中ツクシショウジョウバカマや、ハルリンドウ、シロモジ、キリシマミズキ、など珍しい花も咲いていて楽しい下山でした。しかし、ここの登山道だけは荒れ気味で、登りはきついだろうな~

ツクシショウジョウバカマです。くじゅうではイワカガミが目立ちますが、霧島では同じような場所にツクシショウジョウバカマが沢山見られました。
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キリシマミズキです。この花咲き方が面白いです。
韓国岳付近で多く見れました。他の山では見なかったな~?
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またまたシロモジ君です。凄く沢山あってびっくり。奥にはムシカリも咲いていました。
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硫黄山付近から韓国岳を振り返って・・・
この時間になると(14時40分)天候も完全に回復。しかし、霞が強く遠くは見えませんでした。
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えびの高原の駐車場付近に咲く、ハルリンドウ。
白っぽいのもありました。
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この後、えびの高原のバス停に到着。15時00分
長かったような、早かったような・・・?
縦走開始から約8時間40分。少し慌しい登山になってしまいましたが、バスで戻る予定にしてしまったので仕方ないかな?次回もし歩くなら逆周りで。今回は自分達と同じ方向で縦走ている登山者を1人もみかけなかったのは不思議でした。
バスの時間まで30分ほどあったので、少しお土産を購入。
無事バスに乗ることが出来、高千穂河原の駐車場に到着。荷物を積み込んで、霧島神宮へ・・・

新緑が綺麗だな~
(拡大します)
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霧島神宮を観光した後、温泉へ
温泉は時間も遅くなっているので、さくらさくら温泉に行く事に。
泥パックをしたかったのですが、人が多く今回は断念。
なのでさっさと上がって温泉の玄関先にある水飲み場から、水を分けてもらい明日の登山に備え五木村に移動
明日は、今回遠征での一番の目的であるカタクリの花に会いに行ってきます。
奥さんは、今回カタクリを見に行く為に来てるので、もし見れなかったら・・・
天気は良い予報なので大丈夫だと思うのですが・・・